スマホ首・ストレートネックの治し方
現代人の誰もがスマホ首!?
現代社会において、スマホやデスクワークが一般的となり、新たな健康問題「スマホ首」が注目されています。スマホ首とは、長時間スマホを見たり、パソコン作業を行うことで、頭が自然と前に傾き、首や肩に過度な負担がかかる状態を指します。この状態が長く続くと、首や肩の筋肉が過度に緊張し、痛みやこりが発生するのです。日常生活で増加するスマホの使用やデスクワークの影響で、この現代病は多くの人に見られるようになりました。
病気を招くスマホ首
スマホ首の問題は、首や肩の痛み、こりだけに留まらず、全身への影響も大きいのです。首が前方に出ることで頭の重さを支えきれなくなり、結果として猫背になりやすく、それが肺を圧迫し、呼吸が浅くなることで代謝が落ちます。これにより、体重が増えやすくなるだけでなく、様々な健康リスクを引き起こすことにも繋がります。
しかし、スマホ首を改善することは、これらの問題を解決し、日々の生活をより快適にするために重要です。適切な対処により、首や肩の痛みを軽減し、全体的な姿勢を改善することができます。姿勢が改善されれば、疲れにくい体になるだけでなく、日常生活における不調が軽減され、健康で活動的な生活を送ることが可能になります。
具体的な治し方
1.ストレッチ
長時間同じ姿勢でいることで硬くなった首の後ろや肩の筋肉を伸ばすことで、筋肉の緊張を和らげることができます。
また、猫背の原因となる胸の筋肉も同様にストレッチすることが重要です。
肩に手を置いてゆっくりとくるくる回すことで肩周りの筋肉のストレッチになります
これらのストレッチは、痛みやこりの軽減に直結するだけでなく、全体的な姿勢の改善にも寄与します。
筋トレや体操
次に、筋トレや体操も効果的です。
軽いダンベルを用いて、背中の筋肉を鍛えることで、首をしっかりと支える力をつけることができます。
ダンベルやペットボトルを持って腕を頭の上に挙げてゆっくりと下ろします
1セット10回を2〜3セットします
重さは1キロから500gが適度です
また、手軽にできる腕を前後に振る運動も、自然な動きの中で肩周りの筋肉をほぐし、筋肉のバランスを整えるのに役立ちます。腕を前後に振るだけなので簡単です 30秒くらい腕を振ってください
これらの運動は、ダンベルがなくても十分に効果を発揮します。
普段の姿勢
さらに、スマホやパソコンの使用時の姿勢にも注意が必要です。スマホを使用する際には、スマホを目線の高さまで持ち上げることで、首が前に倒れることを防ぎます。同様に、デスクワークをする際にもモニターの位置を目線の高さに合わせることが大切です。これにより、首や肩にかかる負担を減らし、スマホ首の発生や悪化を防ぐことができます。
その他の方法
これらの対策に加えて、ウォーキングなどの軽い運動を行うことで、筋肉の凝りをより効果的に解消し、スマホ首の改善を促進することができます。定期的な運動は、身体全体の血流を良くし、筋肉のバランスを整えるだけでなく、全体的な健康状態を向上させる効果もあります。
まとめ
ABC整骨院で整体師として勤務している私は、日々、スマホ首で苦しむ多くの人々と向き合っています。多くの患者さんが、日々の生活で少しの工夫と努力を加えることで、スマホ首を改善し、生活の質を向上させることができると確信しています。あなたも、今日からこれらの方法を実践し、スマホ首を解消し、健康で快適な毎日を送りましょう。小さな一歩が、大きな変化をもたらすことを忘れないでください。